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高齢者疑似体験講座を開催しました

社会福祉協議会職員が在宅介護サービスセンター「ハートフル塩山」におじゃまし、「虐待・拘束・解消推進委員会」が老齢による身心の不自由を体験する企画として、高齢者疑似体験を3月19日・20日に実施しました。

膝や手首、ポケットに重り、耳栓やゴーグル、杖を使うことによる身体的な不自由さが思いの他、日常の生活を脅かす要因だと実感しました。

介護に携わる若い介護士さん達が、少しの段差につまづき、信号が見にくくなり、指先の作業が事の他手間取るなど、当たり前に出来る事が限られてしまう。結果、視野が狭くなり物が見え難い、人の声や音が聞きにくい、階段などが恐ろしく、また疲れやすいなど、実体験を通して介護の現場に生かしたいとおっしゃっていました。

誰しもが老い行くことを思う時、とても力強く嬉しい感想でした。

甲州市ボランティア編集委員 武藤