共同募金運動は戦後間もない時代から始まり、「じぶんの町を良くするしくみ」をテーマとして毎年10月~3月に全国一斉に行われる募金運動です。その使い道は多種多様にわたり、甲州市では老人憩いの家の整備や防災倉庫の備品整備、配食サービス、休日無料法律相談、老人スポーツ大会、敬老会、ファーストスプーン事業などに使われています。
共同募金は地域ごとの使いみちを事前に定めて、寄付を募る「計画募金」です。
甲州市で集めた募金の約70%は、甲州市で使われています。
山梨県においては、山梨県共同募金会を頂点として各市町村に支会(市)分会(町村)があります。甲州市においては「山梨県共同募金会甲州市支会」となります。
各支会分会は県内各地からあがってくる申請の受付や広報、募金運動を行います。
山梨県共同募金会は申請の取りまとめ、審査、目標額決定、広報、募金運動及び集計、配分決定及び配分、監査などを行っています。
共同募金が配分されるまでの一年間の流れは以下のとおりです
4月~5月 | 市内各地から配分を受ける申請を受付けます。 |
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6月 | 受付けた申請を審査し、可否を決定します。 |
7月~8月 | 決定した申請に基づき、目標額を決定します。 |
10月~3月 | 各家庭や事業所(企業)などから募金のお願いをします。 |
10月~2月 | 各地から集まった募金を都度集計します。 |
3月 | 集まった募金を基に配分額を決定します。 |
(翌年)4月 | 決定した配分額を各地へ配分します。 |
山梨県共同募金会が作成する結果報告書や各支会分会で独自に作成する結果報告書を区長さんなどのご協力をいただきながら全戸配布するほか、ポスター、ホームページ、テレビCM、社協だより、各種事業を通じて募金額や使い道などをお知らせしています。
また、甲州市支会では平成23年度に福祉あんしん相談センター(JAフルーツ山梨塩山支所西)へ、平成25年度に勝沼健康福祉センター(甲州市社会福祉協議会)へハートフルベンダー(募金機能付き自動販売機)を設置し、共同募金運動の広告塔と、一年中気軽に募金が出来る募金箱としての役割を担っています。
毎年10月~3月に全国一斉に行われる共同募金運動を推進し、高齢者福祉、児童福祉、障害者福祉、地域福祉などに使われる共同募金の申請受付や配分などを行っています。